【9/16更新】台風のたまご発生なしの米軍JTWC進路予想
发布时间:2026-09-15 | 浏览:1
🇬🇧 English version — Japan Typhoon Tracker
⚡ 台風のたまご・台風情報のポイント
現在の台風・たまごの状況は、このページの 米軍JTWC自動読み取り(ツール③) と ひまわり衛星ループ(ツール②) でリアルタイムに確認できます。各ツールは 開いた時点の最新データを自動表示 します。
迷ったらこの順番:① 都道府県別の暴風域に入る時刻 → ③ たまごの発生状況 → ④ 気象庁×米軍×各国モデルの進路比較
2026年9月16日1時25分現在、発生中の台風はありません。このほか、気象庁が情報を発表している熱帯低気圧(中心気圧1000hPa・マリアナ諸島)があります。米軍JTWCが「台風のたまご」として監視中の熱帯じょう乱(INVEST)は、現在ありません。
このページの 台風の位置・進路・到達時刻・衛星画像は、あなたが開いた瞬間に気象庁から自動で取得したもの です(手動更新ではありません)。数値の定義や読み方の解説は、気象庁・米軍JTWC・WMOの公開資料を確認して書いています。出典は 記事末 にまとめました。
「台風のたまごが発生した」というニュースを見て、米軍のサイトを開いてみたものの、英語の略号と見慣れない図ばかりで 「で、うちには結局いつ来るの?」という肝心の答えにたどり着けない ——このページは、その一点を解決するために作りました。
台風情報のサイトはたくさんありますが、ほとんどは 「台風がどこにあるか」 しか教えてくれません。知りたいのは 「自分の場所に、いつ、どのくらいの風が来るか」 のはずです。ここでは気象庁の生データを直接読み込んで、その答えを地点を選ぶだけで出します。他のサイトに移動する必要はありません。
台風の現在地 ― いまどこにいるか
気象庁が発表した 実況(推定ではなく観測にもとづく現在位置) です。予報ではありません。9月16日1時発表の値を、10分ごとに自動で取り込んでいます。
地図で位置を見る場合は 各国モデルの進路比較 、自分の地域への到達時刻は 都道府県別の計算 をご覧ください。
【ツール①】台風はいつ来る? 都道府県別に「強風域・暴風域に入る時刻」を自動計算
気象庁の最新の進路予報を自動で読み込み、地点を選ぶだけで「最接近」「強風域に入る/抜ける」「暴風域に入る/抜ける」の時刻を出します。入力も、他サイトへの移動も不要です。
地図はドラッグで移動、スマホは2本指でピンチ、ダブルタップ/ダブルクリックで拡大できます。 ⤢ で最初の表示に戻ります。
白い破線= 予報円 (中心がこの中に入る確率70%/台風の大きさではありません)、赤の薄い帯= 暴風警戒域 (5日先までに暴風域に入るおそれのある範囲)、黄・赤の円=現在の 強風域・暴風域 。地図: 国土地理院タイル /台風位置・半径:気象庁。
この時刻は、どうやって出しているのか
気象庁が発表している 予報中心位置・暴風警戒域の半径・予報円の半径 を自動で取得し、予報点のあいだを球面上で補間して、5分きざみであなたの地点との距離を計算しています。その距離が強風域の半径を下回った時刻が「強風域に入る時刻」、暴風域の半径を下回った時刻が「暴風域に入る時刻」です。
ひとつ技術的な補足をしておきます。気象庁が予報時刻について発表しているのは 「暴風警戒域」 の半径で、これは 暴風域の半径+予報円の半径 です。そのまま使うと暴風域を大きく見積もりすぎるため、このツールでは 暴風警戒域の半径から予報円の半径を差し引いて 暴風域の半径を復元しています。ここを処理していない計算ツールは、暴風域を過大に表示します。
数字だけでは分からないので、体感に直しておきます
つまり 「暴風域に入る時刻」は、外に出てはいけなくなる時刻 です。ツールが出したその時刻の 数時間前まで に、買い物・移動・片付けをすべて終わらせてください。
この数字がどのくらい非日常なのかは、自分の住む場所の記録と比べるとつかめます。お住まいの地点で観測史上どこまでの風が吹いたことがあるかは、 最大瞬間風速ランキング(全国945地点) と 最大風速ランキング(全国977地点) で確認できます。「今回の予想はあの記録の半分くらいだ」と分かるだけで、備えの本気度が変わります。
「暴風域に入る確率」が同時に出る理由
ツール①には、当サイトの計算とは別に 気象庁が発表している「暴風域に入る確率」 を並べて表示しています。これは気象庁が全国375の地域について3時間ごとに公表している公式データで、進路のばらつきまで織り込んだ確率です。
接近している最中は、予報だけでなく いま実際にどこで風が強いか を見ると状況がつかめます。 今日のアメダスランキング(風速・降水量) と アメダス観測所マップ が、10分ごとの実況で使えます。
両者が食い違ったら、気象庁の確率を優先してください。 当サイトの計算は「予報どおりに進んだ場合」の一本道の答えですが、気象庁の確率は「予報がずれる可能性まで含めた答え」だからです。確率が40〜60%にとどまっているうちは、 まだ進路が確定していない という意味になります。
【ツール②】ひまわり衛星ループ(最大72時間)― 台風のたまごを自分の目で探す
気象庁のひまわり画像を直近24時間ぶん自動で読み込み、そのまま再生します。台風・熱帯低気圧の位置と進路予報も重ねて描くので、渦がどれなのか迷いません。
黄色い線が 海岸線 です(気象庁の海岸線タイル)。日本列島・朝鮮半島・台湾・中国大陸・フィリピンなどの位置は、この線と主要都市の地名で確認できます。水色の線は 台風がこれまで実際に通ってきた経路 、黄色い破線は 気象庁の進路予想 です。それぞれチェックを外せば非表示にできます。渦を巻いた白い雲のかたまりが「たまご」の候補です。 時間を進めても形が崩れず、渦の中心が締まっていくものほど発達しています 。逆に、24時間のあいだに形が崩れて散らばっていくものは発達しません。画像:気象庁 ひまわり8号/9号。
たまごを見つけるときに見るべき3点
渦を巻いているか。 ただの雲のかたまりではなく、時間を進めたときに反時計回りに回転していれば有力です。
時間が経っても崩れないか。 熱帯の海上では毎日たくさんの積乱雲の集まりができますが、そのほとんどは半日で崩れます。24時間まとまり続けているものだけが候補です。
中心が締まっていくか。 渦の中心がはっきりしてきて、雲が丸くまとまっていく方向なら発達しています。逆に中心がぼやけて広がっていくなら弱まっています。
発生しやすいのは フィリピンの東の海上からマリアナ諸島の近海 、おおよそ北緯10〜20度・東経125〜145度のあたりです。「西太平洋ぜんぶ」の表示にすると、この海域がまるごと入ります。
そもそも「台風のたまご」とは何か
最初にはっきりさせておくと、 「台風のたまご」は気象用語ではありません 。気象庁にも米軍にも、この言葉は存在しません。実際に「たまご」と呼ばれているのは、次の3つのどれかです。
つまり「たまごが発生した」という同じ一言の中に、 まだ何も起きていない段階から、あと1日で台風になる段階までが混在しています 。ここを区別せずに情報を追うと、必要以上に不安になったり、逆に油断したりします。
なぜ「たまご」と呼ばれるようになったのか
気象庁が使い始めた言葉ではなく、 テレビの気象コーナーやネットニュースが「台風の卵」と表現したのが広まったもの です。まだ孵っていない=台風になっていない渦、というイメージで、専門用語の「熱帯擾乱(ねったいじょうらん)」「低圧部」「Invest」よりも直感的に伝わるため定着しました。英語圏に対応する俗称はなく、米軍JTWCの文書では tropical disturbance / suspect area / invest と書かれます。
発生した渦のうち台風まで育つのはごく一部です。育つかどうかは、おおむね次の5つで決まります。 ツール② の衛星ループで渦を見つけたら、この5点を思い出しながら見てください。
米軍JTWCが LOW(黄)→ MEDIUM(オレンジ)→ HIGH(赤) と判定を上げていくのは、この5条件が揃ってきたと判断したときです。逆に、黄色のまま数日たって消えていく渦のほうが圧倒的に多い、というのが実際のところです。
台風の定義は「17m/s」ではなく「34ノット」
気象庁の定義では、台風とは 「北西太平洋(赤道より北・東経180度より西)または南シナ海にあり、低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s=34ノット=風力8以上のもの」 です。
よく「17.2m/s以上」と書かれますが、これは風力階級8の下限値から来た派生的な数字で、気象庁の定義文には出てきません。 運用上の基準は34ノット (34×0.5144=約17.5m/s)です。他サイトと数字が食い違う原因はここにあります。
たまごが台風になる確率と、日本に来る確率
気象庁も米軍も「たまごが台風になる確率」の統計は公表していません。ただし、公式データから確実に言えることが3つあります。
気象庁が 熱帯低気圧に進路予報(予報円)を付けるのは、24時間以内に台風になると予想される場合だけ です。予報円が描かれた時点で、台風化はほぼ確定と考えてよい。
米軍の HIGH(赤)は「24時間以内に発達する見込み、または既に発達し始めている」 という定義で、同時にTCFA(形成警報)が出ます。これも確度の高いシグナルです。
台風が発生しても日本に来るとは限りません。平年値(1991〜2020年)では 年間25.1個発生 → 11.7個が接近(約47%) → 3.0個が上陸(約12%) 。 発生した台風の8割以上は上陸しません。
あわてるべきタイミングは「たまごが発生した」というニュースを見たときではなく、 米軍がHIGHにしたとき 、そして 気象庁の予報円が自分の地域にかかったとき です。
【ツール③】台風のたまごの最新発生状況 ― 米軍JTWCの発表を自動で読む
気象庁がまだ何も発表していない段階の「たまご」を、公式に公表している唯一の機関が米軍JTWCです。その 公式発表文を自動で解析して「いま、たまごが何個あるか」を文字で表示 し、同じ位置を監視マップ上にも重ねます。米軍サイトを開く必要はありません。
水色の点と地名が日本の位置です。 大きな丸印 は、米軍の発表文から読み取った「たまご(擾乱)」と台風の位置に、当ページが重ねて描いたものです( 黄=LOW / オレンジ=MEDIUM / 赤=HIGH 、 濃赤=すでに台風 )。インド洋・アフリカ・オーストラリアまで入った元の画像は 「全体(元画像のまま)」 で見られます。
監視はしているが、 24時間以内に発達する可能性は低い 。日本の記事で「たまごが発生」と書かれるものの多くがこの段階で、そのまま消えることも珍しくありません。 まだ動く必要はありません。
オレンジの丸 = MEDIUM
発達の可能性は高まっているが、 台風になるのは24時間より先 になりそう。「なるかどうか」から「いつなるか」に話が移った段階です。 予定があるなら、ここから毎日チェックを。
24時間以内に発達する見込み、または既に発達し始めている 。同時にTCFA(熱帯低気圧形成警報)が出されます。 たまご段階で出る最も強いシグナル で、台風番号が付くのは時間の問題です。
JTWCは00/06/12/18UTC(日本時間9時・15時・21時・翌3時)を基準に解析し、 サイトへの掲載はそこから2〜3時間後 です。9時ちょうどに見ても前の回のままのことがあります。
画像出典: Joint Typhoon Warning Center(米海軍・空軍合同台風警報センター) 。JTWCは米軍の艦船・基地を守るための機関で、日本国民向けの公式警報ではありません。 日本での最終判断は気象庁の発表を基準にしてください。
米軍と気象庁で数字が違うのは、間違いではありません
「米軍は◯◯m/sと言っているのに気象庁は違う」——これは 測り方の定義が違う だけです。
平均する時間が短いほど瞬間的な強い風を拾うので、 1分平均の米軍の値は10分平均の気象庁より大きく出ます 。WMOのガイドラインでは、外洋(At-Sea)での換算係数は 0.93 。つまり「米軍の風速×0.93 ≒ 気象庁の風速」です。
なお、ネット上で広く使われている 「×0.88」はWMOの資料では陸上向けの古い係数 とされており、外洋の台風に当てはめると過小評価になります。米軍が150ノットと言っているとき、0.88なら132kt、0.93なら140kt。判断が変わりうる差です。
【ツール④】台風の進路予想を1枚の地図で比較 ― 気象庁・米軍JTWC・各国モデルを重ねて表示
日本の 気象庁 ・米軍 JTWC の公式予報に、 イギリス・カナダ・アメリカ海軍 などの数値予報モデルや アンサンブル(集団)平均・総合予報 まで、その時点で入手できる各国モデルの 最新の進路予想を1枚の地図に重ねて 描きます。凡例で表示のオン・オフを切り替えでき、各モデルの 最新初期時刻(計算した時刻)と説明 もその場で確認できます。時刻スライダーを動かせば、各機関が 同じ時刻にどこを予想しているか を並べて比較でき、予報のばらつき(=不確実性)が一目で分かります。 ヨーロッパECMWF・アメリカGFS・ドイツICON は地図に線を引けないため、下の Windy の地図で確認できます。
地図はドラッグで移動、スマホは2本指でピンチ、ダブルタップ/ダブルクリックで拡大できます。 ⤢ で最初の表示に戻ります。
青=気象庁 (10分平均風速・予報円つき)、 橙=米軍JTWC (1分平均風速)。風速の平均時間の定義が違うため、 強さの数字は米軍のほうが大きく出ます 。位置の比較には影響しません。地図:国土地理院タイル。
ECMWF・GFS・ICONは 進路の座標を公開していない ため、上の地図に線として重ねることができません。代わりに3モデルの計算結果を横並びで表示します。各地図下のタイムバーを同じ日時に合わせて、渦の位置のズレを見てください。
Windyのハリケーントラッカーで各国モデルの進路線を見る → ECMWF・GFS・ICONなどの進路線を1枚で比較できます(Windyのサイトが新しいタブで開きます)
日本の防災の基準。 予報円つき で不確実性まで発表するのが特徴。避難や運休の判断は必ずこちらを基準にしてください。
米軍の艦船・基地を守るための機関。 発生前の「たまご」段階から番号を付けて追う のが強みで、気象庁より早く動きます。日本向けの公式警報ではありません。
解像度およそ9km・137層。中期予報の総合精度は世界最高水準とされ、SNSでいう「ヨーロッパの予想」はほぼこれ。
GFS(アメリカ)/ICON(ドイツ)
GFSはNOAAの全球モデルで最大16日先まで。遠い将来では 台風を発達させすぎる傾向 。ICONはECMWFとGFSが割れたときの 3本目の票 。
地図提供: Windy.com 。データ: 気象庁 / JTWC /各国モデル(UKMET・CMC・NAVGEM・GEFS 等)は NCAR/UCAR 公開データ。
ヨーロッパとアメリカ、どちらが当たるのか
よく聞かれますが、 どちらか一方が常に当たるということはありません 。性格を知って使い分けるのが実務的です。
使い分けの目安はこうです。 数日先の大まかな進路はECMWFを軸に、最新の実況に近い部分はGFSも見る。そして両者が食い違ったら、それは「予報が難しい局面だ」と理解する。 食い違い自体が情報です。
モデルが割れているときに、やってはいけないこと
大気はカオス的で、初期値のわずかな誤差が時間とともに拡大します。そこで少しずつ違う初期値で何十本も計算するのが アンサンブル予報 で、ECMWFは51メンバー、気象庁のGEPSも51メンバーです。気象庁の 予報円の大きさは、このばらつきの大きさから決まります 。
ここで最も多い誤解を正しておきます。 予報円は台風の大きさではありません。 円が大きいのは「台風が大きい」ではなく「まだ進路が絞れていない」という意味です。
とくに3番目が重要です。 2つの束に分かれているとき、平均の進路線は「どのメンバーも通らない架空のコース」になります。 この状態で平均だけを見て安心するのが、最も危険な誤読です。
【ツール⑤】台風接近までのやることリスト ― 最接近時刻から自動で逆算
ツール①で計算した最接近時刻をそのまま引き継いで、いつ何を終わらせておくべきかを時刻つきで並べます。
台風接近中に見る公式情報 ― ライブカメラ・停電・交通
台風が近づいてからは、予想を見る時間帯から 「いま起きていること」を確かめる時間帯 に切り替わります。ここには、台風のたびに実際に開いている 公式サイトだけ をまとめました。まとめサイトや個人サイトは入れていません。全リンクの到達を確認済みです。
ライブカメラ ― 川と空の「いま」を自分の目で見る
数字だけでは判断しにくいのが 川の増水 です。水位計の数値が上がっていても実感がわきませんが、カメラで見ると一目で分かります。 暗くなる前に一度見ておく のがコツで、夜間は映像が使えなくなるためです。なお、見に行くのは 画面の中だけ にしてください。増水した川や田んぼの様子を見に行って亡くなる事故が、台風のたびに起きています。
全国ライブカメラ実況モニター(当サイト内)
全国6,000台超の河川・道路カメラを都道府県→市区町村で選んで一度に見られます(静止画は自動更新)。この記事の下の「全国ライブカメラ」ツールでもその場で確認できます。海外の台風は 世界ライブカメラまとめ へ。
全国の河川カメラと水位が1か所に。「氾濫危険水位」まで表示され、避難判断の直接の根拠になります。まず見るならここです。
河川水位情報(Yahoo!天気・災害)
同じ国交省データを地図から直感的に探せます。スマホで見るならこちらが速いです。
ウェザーニュースLiVE(YouTube)
24時間の気象専門ライブ。上陸前後は現地中継が入り、風の強さを映像で確認できます。
大きな災害時に同時配信されます。避難情報や停電・交通の速報はここが最速です。
停電情報 ― 電力会社10社の最新状況
停電は お住まいの地域の送配電会社 が復旧見込みまで公表します。 停電してからでは調べにくい ので、接近前にこのページをブックマークしておくのが実用的です。
停電中に必ず守っていただきたいのが ブレーカーを落としてから避難する ことです。停電が復旧した瞬間に、倒れた電化製品や傷んだ配線から出火する 通電火災 が実際に起きています。復旧後は、においや焦げ跡がないか確認してから使い始めてください。
交通情報 ― 鉄道・飛行機・高速道路
いまの鉄道は、台風が来る 前日の夕方までに「計画運休」を発表 するのが一般的になりました。当日に慌てて調べるのではなく、 前日の夕方に各社の運行情報を見る と予定を立て直せます。航空便も同じで、前日から「条件付き運航」や欠航が出ます。
日本道路交通情報センター(JARTIC)
全国の規制・通行止めを一元表示。高速も一般道もここでまとめて確認できます。
東日本の高速道路。事前の通行止め予測も出ます。
台風の接近時は、中心から離れた場所でも 発達した雨雲や竜巻 が先に来ます。とくに台風の 進行方向の右前方 は、竜巻や突風が起きやすい場所です。雨雲・雷・竜巻発生確度は、当サイトの実況モニターで 同じ時刻に揃えて 見られます。
雷・竜巻・雨雲の実況モニター(当サイト)
雷ナウキャスト・竜巻発生確度・雨雲・衛星・キキクルを 同時刻で並べて 表示します。台風接近中の「今どこで雷が鳴っているか」はここが一番速いです。
リンク先は各機関の公式ページです。表示内容や復旧見込みについては各機関の発表をご確認ください。
気象庁の図の読み方 ― 円と色の意味
注意したいのが 「大型だが強くない台風」 です。風は大したことがなくても、影響範囲が広く動きが遅いぶん 長時間雨が降り続き、大雨災害になりやすい 。「強い」がついていないから安心、という読み方はできません。
もうひとつの目安が中心気圧です。日本に上陸した台風でいちばん低かったのは 1961年の第2室戸台風(台風18号)の925hPa 、次いで 1959年の伊勢湾台風の929hPa 。いま接近している台風がこの中でどのあたりの強さなのかは、 上陸時の中心気圧が低い台風ランキングTOP100 で歴代と並べて見られます。
情報が更新されるタイミング(日本時間)
気象庁 実況・24時間予報 :3時間ごと(0/3/6/9/12/15/18/21時)の 約50分後 。台風が日本付近(おおむね300km以内)にあるときは 1時間ごと
気象庁 5日間予報(予報円) :3・9・15・21時の 約50分後 (1日4回)
米軍JTWC :解析は9・15・21・翌3時。 掲載はそこから2〜3時間後
ひまわり衛星 :2.5〜10分ごと(このページの衛星ループも同じ元データ)
「何度リロードしても変わらない」のは、たいてい まだ更新時刻が来ていない だけです。
毎年1月1日以降、最初に発生した台風を第1号とし、以後 発生順 に番号を付けます。年が変われば1号から振り直しです。
意外と知られていないのが 「復活ルール」 。一度発生した台風が衰えて熱帯低気圧になった後、再び発達して台風になった場合は 同じ番号 が付きます。「消えたのにまた同じ番号で復活した」というのはこれです。
番号とは別に アジア名 もあります。台風委員会の加盟14か国・地域が提案した 140個の名前を発生順に使い、使い切ったらまた1番目の「ダムレイ」に戻る という仕組みです。年間平均25.1個なので、 おおむね5〜6年で一巡 します。日本が提案する名前は星座に由来し、コイヌ、トモ、ヘビ、カジキ、コト、クジラ…と続きます。中立的でどの国にも不快感を与えず、なじみがあるという理由で選ばれました。
月別の発生数・接近数・上陸数(平年値)
台風の被害は風よりも雨で出ることのほうが多く、記録的な大雨はたいてい台風か前線が絡んでいます。日本でこれまでどれくらいの雨が降ったことがあるのかは、 10分間・1時間・日降水量ランキング (日本一は箱根の日降水量922.5mm)で確認できます。
発生数のピークは8月、上陸数のピークは9月 です。1か月ずれるのは、8月は太平洋高気圧に阻まれて日本に来にくく、9月に高気圧が弱まると日本へ向かうコースが開くためです。台風の 平均寿命は5.2日 。この5.2日が、たまごを見つけてから備えるまでに使える時間のおおよその上限になります。
たまご発生から上陸まで ― いつ何をするかの早見表
ツール⑤ は最接近時刻から逆算して あなたの台風の実際の時刻 を出しますが、頭に入れておく順番としては次の表が基本形です。台風の平均寿命は5.2日なので、 たまごを見つけてから上陸までに使える時間はおおむね3〜7日 と考えてください。
強風域に入ったあとは、予報よりも いま何が起きているか のほうが役に立ちます。雨雲・雷・竜巻発生確度・キキクルを同じ時刻で並べられる 全国実況モニター を開いておくと、画面を切り替えずに自分の町の状況を追えます。
全国ライブカメラで現地の実況を見る
進路予想を確認したら、現地の様子はライブカメラで見られます。都道府県→市区町村の順に開くと、河川・道路カメラの実況画像がその場に表示されます(自動更新)。まとめて監視するなら 全国ライブカメラ実況モニター をどうぞ。
過去の台風災害を調べる ― あなたの街に何が起きたか
台風の進路予想とあわせて知っておきたいのが、 その地域で実際に何が起きたか です。公的機関が公開している災害記録のうち、台風・暴風雨に関するものは 13,214件 。 1,646の市区町村 に記録が残っており、もっとも古いものは 1571年 までさかのぼります。
死者・行方不明者が多かった台風
戦後の日本の防災体制は、これらの災害を受けて作られてきました。数字は記録に残っているもので、資料によって差があります。
都道府県から台風の被害記録を調べる
クリックすると、その都道府県の台風関連の記録だけに絞り込んだ状態でデータベースが開きます。さらに市区町村や年代でも絞り込めます。
出典:防災科学技術研究所「災害事例データベース」、気象庁「災害をもたらした気象事例」、国土地理院「自然災害伝承碑」、内閣府(災害救助法・激甚災害の指定)。当サイトで集計・加工しています。記録の件数は「その地域で台風被害が多い」ことではなく「資料に記載が残っている量」を表します。
台風シーズンの前にそろえておきたいもの
台風は、地震と違って「来ると分かっている災害」です。だからこそ、接近が報じられてから買いに走ると手に入りません。上の記録のとおり、日本は毎年どこかで台風の被害を受けています。シーズンが始まる前に、停電と浸水を前提にした備えを整えておくのが確実です。困る順に並べました。
① 停電・断水に備える水と食料(3日分)
台風は「来ると分かっている災害」です。上陸の2〜3日前になると、スーパーから水とパンが消えます。慌てて買いに走らなくて済むよう、1人あたり水9L+9食を常備しておくと、台風シーズンを通して安心です。
暴風で電線が切れると、復旧まで数日かかることがあります。スマホは進路情報・停電情報・家族との連絡を兼ねる生命線です。接近前に満充電にしておくことも忘れずに。
③ ポータブル電源(停電が長引くとき)
2019年の台風第15号では千葉県で大規模な停電が発生し、復旧まで2週間以上かかった地域もありました。夏や秋の停電は、扇風機と冷蔵庫が止まるのがいちばんこたえます。1台あると生活が変わります。
停電時にスマホのライトでしのぐと、肝心のバッテリーを消耗します。部屋全体を照らせるランタンを、リビング・寝室・トイレに1つずつ置いておくのが実用的です。
台風によるけがで多いのが、割れた窓ガラスによるものです。飛散防止フィルムや養生テープは接近直前に品切れになりやすいので、シーズン前に用意を。雨戸やシャッターのない窓から優先して対策してください。
⑥ 浸水対策(水のう・止水グッズ)
上の記録でお住まいの地域に洪水や浸水の被害が出ていたなら、玄関や車庫からの水の侵入を数センチ止めるだけで被害が変わります。水を入れて使うタイプは軽く、保管場所も取りません。
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気象庁の正式用語ではなく俗称です。実際には、天気図上の「低圧部」、米軍JTWCが調査番号を振った「Invest 90W〜99W」、気象庁が識別記号を付けた「熱帯低気圧a」など、台風になる前の段階の総称として使われています。
なりません。むしろ発達せずに消えるものが大多数です。米軍がLOW(黄)と判定している段階は「24時間以内に発達する可能性は低い」という意味で、そのまま消滅することも珍しくありません。
多くはフィリピンの東の海上からマリアナ諸島近海、おおよそ北緯10〜20度・東経125〜145度です。このページの衛星ループを「西太平洋ぜんぶ」にすると、この海域がまるごと入ります。
公式統計はありませんが、Invest指定からHIGH判定までが数日、HIGH判定からは24時間以内が目安です。台風の平均寿命が5.2日であることを踏まえると、たまごを見つけてから日本に影響が出るまではおおむね3〜7日と考えると現実的です。
最接近時刻・強風域・暴風域の時刻は、気象庁が発表している予報中心位置と半径をもとに当サイトが計算した推定値です。いっぽう「暴風域に入る確率」は気象庁の発表値をそのまま表示しています。両者が食い違う場合は気象庁の確率を優先してください。
計算対象がないため到達時刻は表示されません。そのかわり、発達前の「たまご」を公表している米軍JTWCのマップと、衛星ループはいつでも動きます。台風が発生すると、ページを開いた時点で自動的に計算が始まります。
どちらが常に当たるということはありません。米軍JTWCは自軍の艦船・基地を守るための機関で、予報範囲が広くたまご段階から出るのが強みです。気象庁は日本の防災に責任を持つ公式機関で、予報円・暴風警戒域という日本の防災制度と直結した情報を出します。早めの心構えに米軍、最終判断に気象庁、という併用が現実的です。
いいえ、UTC(協定世界時)です。日本時間はUTC+9時間。たとえば「301200Z」は7月30日12時00分UTC=日本時間30日21時です。18Zは翌日3時になるため、日付が変わる点に特に注意してください。
90〜99が調査領域の通し番号(使い切ると90に戻る)、Wが北西太平洋を表します。台風番号とは無関係で、番号が若いから古い・強いといった意味はありません。
いいえ。黄(LOW)は「24時間以内に発達する可能性は低い」、オレンジ(MEDIUM)は「発達は24時間より先になりそう」、赤(HIGH)は「24時間以内に発達する見込み、または既に発達し始めている」という時間軸の判定で、パーセントの定義はありません。
Tropical Cyclone Formation Alert(熱帯低気圧形成警報)の略で、米軍が「まもなく台風級が発生する可能性がある」と判断したときに出す速報です。HIGH判定と同時に発表され、たまご段階で出る最も強いシグナルです。
台風になるかどうかまだ分からない段階で、複数の熱帯低気圧を区別するための仮の識別記号です。aだから弱い、bだから強いといった意味はありません。台風になれば「台風◯号」に切り替わります。
違います。予報円は「台風の中心が到達すると予想される範囲」で、円内に中心が入る確率が70%という意味です。円が大きいのは進路の不確実性が大きいことを示しており、台風の大きさとは無関係です。
LOW判定の段階でのキャンセルは早すぎます。この時点でやるべきなのは、航空券の無料変更条件と宿のキャンセル料が発生する日を調べておくことです。判断の目安は、気象庁の5日予報の予報円が目的地にかかるかどうか。かかったら具体的に変更を検討する、という順序が無駄がありません。
違います。台風は反時計回りに風が吹き込むため、進行方向の右側(多くの場合は東〜南東側)では台風自身の風と進行速度が足し合わされ、風が強くなります。この側を「危険半円」と呼びます。中心が自分より西を通るときは特に警戒が必要です。
絶対に出ないでください。台風の目が通過している間だけ一時的に風が弱まり、その直後に反対方向から猛烈な風(吹き返し)が吹きます。風向きが180度変わるため、それまで無事だった側の飛散物が一気に飛びます。
暴風域に入る時刻の数時間前には屋外での作業をすべて終えてください。買い出しは72時間前、飛散物の片付けは48時間前、満充電と浴槽の水は24時間前が目安です。ツール⑤が最接近時刻から逆算して時刻つきで出します。
使えます。このページのツールはすべてスマートフォンで動作します。ブックマークしておけば、台風のたびに開くだけで最新の状況に更新されます。
台風まで育つものが平年で年25.1個です。そこまで至らずに消える「たまご」はその数倍あり、米軍JTWCがInvest番号を振るものだけでも年間数十件になります。つまり、たまごが出たというニュースの大半は台風になりません。
このページの上のツールがそのまま無料で使えます。元データは気象庁の台風情報とひまわり衛星画像、米軍JTWCの公式発表文で、いずれも無料公開されているものを自動で読み込んでいます。会員登録もアプリも不要です。
このページのツール④の下段に、ECMWF・GFS・ICONの計算結果を横並びで表示しています。なおECMWFなどのモデルは台風の中心座標を公開していないため、気象庁や米軍のような「予報進路の線」としては発表されません。等圧線や風の場から渦の位置を読み取る形になります。
進路の比較なら、まずECMWF、次にGFS、割れたときの3本目としてICONを見るのが基本です。表示は「気圧」にすると中心が読み取りやすくなります。ただしWindyはモデルの生の計算結果で、気象庁や米軍のような予報官の修正は入っていません。防災の判断は気象庁の発表を基準にしてください。
たまごの監視速報(ABPW)は1日4回(世界時00・06・12・18Z=日本時間9時・15時・21時・翌3時)です。台風に対する警報は6時間ごとに更新されます。このページは10分ごとに取り直しているので、更新されればそのまま反映されます。
番号は台風になってから順番に付くので、たまごの段階では番号がありません。「台風14号のたまご」という表現は、次に発生すれば14号になるであろう渦、という意味で使われている俗称です。米軍のInvest番号(90W〜99W)とも無関係です。
平年値では、発生25.1個に対して日本への接近が11.7個、上陸が3.0個です。単純計算で、発生した台風のうち 接近が約47%、上陸が約12% 。たまごの段階からだと、この確率はさらに下がります。
台風の位置・進路・強度・暴風域に入る確率 :気象庁 防災情報 台風情報( jma.go.jp/bosai/typhoon/ )を、ページを開いた時点で自動取得しています
衛星画像 :気象庁 気象衛星ひまわり8号/9号( jma.go.jp/bosai/himawari/ )
たまご(擾乱)の監視状況 : 米軍 合同台風警報センター(JTWC)
各モデルの描画 : Windy.com (ECMWF / GFS / ICON を同時表示)
気象庁「 台風情報の種類と表現方法 」(予報円・暴風警戒域・強風域・暴風域の定義、発表時刻)
気象庁「 台風とは 」「 台風の大きさと強さ 」「 番号とアジア名の付け方 」
気象庁「 台風の平年値 」(1991〜2020年平均:発生25.1/接近11.7/上陸3.0)
気象庁「 台風進路予報の精度検証 」(2025年:24h=66km/72h=180km/120h=512km)
WMO「 Guidelines for Converting Between Various Wind Averaging Periods 」(1分平均→10分平均の換算係数 At-Sea=0.93)
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