「Windows 12」及び「AIファースト」最新動向(2026年6月版)|辛島信芳
发布时间:2026-10-03 | 浏览:1
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普段は「MacBook Air」を使用しているが、ひょんなことから『 Windows 』が必要になりました。
■ PC遍歴(2013〜2026)
Chromebook(C101PA)
Chromebook(C101PA)
Chromebook(C425TA)
Chromebook(C425TA)
MacBook Air 2019
MacBook Air 2019
MacBook Air 2024 ← 現在使用中
MacBook Air 2024 ← 現在使用中
今後Windowsも必要 ← 近々追加予定
今後Windowsも必要 ← 近々追加予定
どうせ買うのなら、 次世代の要件を満たすような将来性豊かな一台 にしたい。
そもそも「Windows 12」はいつ出るのか?
そもそも「Windows 12」はいつ出るのか?
今「Windows 11」を買った場合、将来「12」へアップグレードできるスペックとは?
今「Windows 11」を買った場合、将来「12」へアップグレードできるスペックとは?
次世代の「AI機能」の内容と、それを動かすための必須スペックは?
次世代の「AI機能」の内容と、それを動かすための必須スペックは?
そこで 「Windows 12」及び「AIファースト」の最新動向 を調査しました。
ところが、 肝心の「Windows 12」は拍子抜けな結果 に終わりました。
そこで、今後の主流となる、以下の内容を徹底的に調査してまとめました。
WindowsのAI機能と、Copilot+ PCの基礎知識
WindowsのAI機能と、Copilot+ PCの基礎知識
「Windows 11 AI機能」完全カタログ
「Windows 11 AI機能」完全カタログ
2026年の新技術「Aionモデル」とは
2026年の新技術「Aionモデル」とは
少し長くなりますが、この記事一つでWindowsのAI事情がすべて把握できる「完全保存版」として、かなり詳しく整理しています。
AIの最新動向をしっかり押さえておきたい という方は、お時間のある時にでも、ぜひコーヒー片手にじっくりと読み進めてみてください☕️
「Windows 12」という幻想
そもそも「Windows 12」は本当に出るのか?
結論から言うと、 2026年6月時点では正式発表すらされていません 。
Windows情報に詳しいことで有名な海外メディア「Windows Central」のザック・ボウデン記者は、Microsoft社内の関係者に取材した上でこう報じています(2026年3月4日)。 “ 2026年にWindows 12を出す計画はない。今年のロードマップはWindows 11を修正して評判を取り戻すことがすべてだ ”と。 さらに“ 出るとしても最短で2027年 ”とも明言しています。
大前提として、 Microsoftは「Windows 12」について一切触れたことはありません (2026年6月時点)。
2026年6月2〜3日に開催された『 Build 2026 』でも、 Windows 12への言及はまったくありませんでした 。代わりに発表されたのは、AIを高速処理する新型ノートPC「Surface Laptop Ultra」や、Windowsに内蔵される小型AIモデルなど。つまりMicrosoftは「新しいOS」ではなく 「今のWindows 11をもっと良くすること」に集中 しているのです。
📝 Build(ビルド) Microsoftが年1回開催する開発者向けカンファレンス。AppleでいうWWDC、GoogleでいうGoogle I/Oのようなものです。新OSや新機能の発表の場になることが多いです。
「Windows 12」の噂はどこから来た?
ITメディアを見渡すと「2026年リリース説」や「NPUの必須化」など、様々な憶測が飛び交っています。 エンタメの読み物としては楽しめますが、客観的な情報ソースは皆無です。
実はこれ、 一度撤回された記事が発端 なんです。
2026年3月、大手メディアPCWorldが「Windows 12が2026年に登場、NPU必須、サブスク制になる」という記事( What clues reveal about a possible Windows 12 )を出しました。これがネット掲示板Redditで1万4千以上の「いいね」を集めて拡散。
ところが数日後、PCWorldの編集者自身が記事にこんな注記をつけました。
この記事はPCWorldの基準を満たしておらず、本来公開すべきではなかった。最初のバージョンは情報源のリンクもなく、まるで独自取材のように書かれていた
つまり 裏取りが不十分なまま公開された記事 だったわけです。
これが元で、様々なメディアが「海外の大手サイトが報じた!」と飛びつき、後追い記事を量産してしまったという構図です。
(その後、記事に訂正が入ったという事実は置き去りにされて ……)
ちなみに 「NPU(AI処理専門の半導体部品)必須」は考えにくいです 。 2025年以降のモデルのノートPCであれば、標準搭載されていると思いますが、世の中全体を見渡すと、 入っていないパソコンの方が圧倒的に多い のが実態です。
よって、NPU必須にすると、 大半のパソコンがWindows 12を入れられなくなってしまいます 。 これはビジネス的に非現実的なので、多くの専門家が「 NPU必須化はないだろう 」と見ています。
さらに Build 2026 では、MicrosoftはむしろAI機能をNPUだけでなく CPUやGPUでも動かせるように広げる と発表しました。これは『 Aion(アイオン) 』という小型のAIモデルを指します(詳細は後述)
ただし「 Copilot+ PC experiences 」のような、高度なAI機能を使う場合においては NPUが必要 になります。筆者はその辺りも見据え「 NPU 40 TOPS以上 」のものを購入する予定です。
📝 Snapdragon / Core Ultra / Ryzen いずれもPCの頭脳であるCPU(プロセッサ)の製品名です。 ・Snapdragon は Qualcomm社 ・Core Ultra は Intel社 ・Ryzen は AMD社 現在、この3社が「AI処理に強いチップ」の主導権を握るべく、激しく競って開発を行っています。
Windows 12がリリースされた際のアップグレード要件(特に ハードウェア要件 )についての見通しです。
Windows 12自体がまだ存在しないため、公式なアップグレードパスも当然発表されていません。
ただし過去の前例と現状から、以下のような展開が予測できます。
⚙️ Windows 10 → Windows 11 の場合 無料でアップグレード可能(条件を満たすPCのみ)。 ただしTPM 2.0 / Secure Boot / 対応CPUなどのハードウェア要件で多くの古いPCが弾かれました。
この前例から、Windows 12でも「Windows 11から無料アップグレード」という流れになると業界では予測されています。
■ Windows 10 → Windows 12 結論からいうと『 不可能 』かと思われます。
Microsoftの公式ドキュメントには「 サポートされているバージョンからより新しいバージョンへのアップグレードは、バージョンをスキップしても直接できる 」と記載されています。 つまり、技術的は「Windows 10 → Windows 12の直接アップグレードは可能」な仕組みではあります。
2026年10月13日でWindows 10の個人向け 「有償の延長サポート(ESU)」も完全終了
2026年10月13日でWindows 10の個人向け 「有償の延長サポート(ESU)」も完全終了
Windows 12が出るとしても 2027年以降が最短 のため、その間Windows 10は完全にサポートなし
Windows 12が出るとしても 2027年以降が最短 のため、その間Windows 10は完全にサポートなし
2026年10月13日より前での最善策は「Windows 12を待たず、今すぐWindows 11にアップグレードする」こと。 そうすれば可能性はゼロではありませんが、如何せんWindows10販売時期のパソコンです。いつ出るかも分からない「12」のハードウェア要件を果たして満たしているか?を踏まえると、かなり厳しいかと思います。
📝 ESU(イーエスユー / Extended Security Updates) サポート終了後も、セキュリティ更新だけを有料(または条件付き無料)で延長できる制度。Windows 10の個人向けESUは最大30ドルで1年間。ただし2026年10月13日で打ち切られます。
■ Windows 11 → Windows 12 現行のWindows 11の要件(これは確定情報)を見てみましょう。
もっとも「Windows 11」を使っているのであれば、上記の要件は満たしている筈です( ※ 先述の「AI機能(Copilot+)」を使う場合はNPUや16GBメモリ等も必要)。
当然ながら「Windows 12」に関しては正式に何も決まっていませんが、少なくとも「11」と同等か、それ以上のハードウェア要件が求められるはずです。個人的には「AIファースト」を見据えたパソコンを購入しようかと思ってます。
📝 TPM(ティーピーエム / Trusted Platform Module) パソコンのセキュリティを守るための専用チップ。パスワードや暗号鍵を安全に保管する『金庫』のような役割。Windows 11からは「TPM 2.0」が必須になり、これが原因で古いPCがアップグレードできないケースが多発しました。自作PCの場合、BIOS設定でオフになっているだけのこともあるので要確認です。
📝 セキュアブート(Secure Boot) パソコンの電源を入れたとき、信頼できる正規のソフトだけを起動させる仕組み。ウイルスがOS起動前に紛れ込むのを防ぎます。これもWindows 11で必須になった項目です。
📝 RAM(ラム / メモリ) 作業机の広さに例えられる部品。大きいほど一度にたくさんの作業を同時にこなせます。ストレージ(保存容量)とは別物なので注意。
WindowsのAI機能と、Copilot+ PCの基礎知識
ここからは、いよいよ『 WindowsのAI機能 』について解説していきます。 まだ見ぬ「Windows 12」のさらなる進化は将来の楽しみに取っておくとして、まずは地に足を着けて「 現在のWindows 11で既に使える機能 」に焦点を当てていきます。
WindowsのAI機能は「NPU 40 TOPS以上」の有無でほぼ全てが決まる これを満たす「Copilot+ PC」でないと、高度なAI機能はほとんどは使えません。
WindowsのAI機能は「NPU 40 TOPS以上」の有無でほぼ全てが決まる これを満たす「Copilot+ PC」でないと、高度なAI機能はほとんどは使えません。
「普通のAI PC」(NPU搭載だけど性能不足)と「Copilot+ PC」は全くの別物 家電量販店のPOPをよく確認する必要があります。
「普通のAI PC」(NPU搭載だけど性能不足)と「Copilot+ PC」は全くの別物 家電量販店のPOPをよく確認する必要があります。
NPUなし・旧型PCでも「クラウド経由のCopilot」は使える AI機能が全滅するわけではありません。
NPUなし・旧型PCでも「クラウド経由のCopilot」は使える AI機能が全滅するわけではありません。
「NPU」「TOPS」「Copilot+ PC」とは?
本章を読むうえで、まずは用語の解説からします。
NPU(エヌピーユー / Neural Processing Unit) AI処理を専門に担当する半導体部品 。CPU(パソコンの頭脳)やGPU(映像処理の部品)に続く、"第3のプロセッサ"と言われます。 「Recallで過去の画面を検索する」「リアルタイムで音声を翻訳する」などのAI処理を、バッテリーを大量消費せず高速に動かすために存在します。 スマートフォンにも同様のチップが搭載されており、顔認証や写真の自動補正などを担っています。
NPU(エヌピーユー / Neural Processing Unit) AI処理を専門に担当する半導体部品 。CPU(パソコンの頭脳)やGPU(映像処理の部品)に続く、"第3のプロセッサ"と言われます。 「Recallで過去の画面を検索する」「リアルタイムで音声を翻訳する」などのAI処理を、バッテリーを大量消費せず高速に動かすために存在します。 スマートフォンにも同様のチップが搭載されており、顔認証や写真の自動補正などを担っています。
TOPS(トップス) NPUの処理性能を表す単位。「 1秒間に何兆回のAI計算ができるか 」を示す。
TOPS(トップス) NPUの処理性能を表す単位。「 1秒間に何兆回のAI計算ができるか 」を示す。
・ 40 TOPS = 1秒間に40兆回(Windowsの「目玉AI機能」に必要な最低ライン) ・80 TOPS = 最新ハイエンドの水準。
Copilot+ PC(コパイロットプラス ピーシー) MicrosoftがAI機能の基準を満たしたPCにつける認定ブランド。 条件は「NPU 40 TOPS以上」「メモリ16GB以上」「SSD 256GB以上」の3つ です。 この条件を満たすPCだけが、本章で紹介する「目玉AI機能」を使えます。
Copilot+ PC(コパイロットプラス ピーシー) MicrosoftがAI機能の基準を満たしたPCにつける認定ブランド。 条件は「NPU 40 TOPS以上」「メモリ16GB以上」「SSD 256GB以上」の3つ です。 この条件を満たすPCだけが、本章で紹介する「目玉AI機能」を使えます。
「使える/使えない」を決める4つのランク
WindowsのAI機能 について『 ハードウェア要件 』4つのランク分けです。
Copilot+ PC(ハイエンド) 「 NPU性能:60〜80 TOPS 」以上の2026年最新モデル。代表的なチップはSnapdragon X2 Elite、AMD Ryzen AI 400 など。 すべての目玉機能が使えるのはもちろん、処理が重い大型のAIモデルも、ネットに繋がずローカル(パソコン単体)でサクサク動きます。
Copilot+ PC(ハイエンド) 「 NPU性能:60〜80 TOPS 」以上の2026年最新モデル。代表的なチップはSnapdragon X2 Elite、AMD Ryzen AI 400 など。 すべての目玉機能が使えるのはもちろん、処理が重い大型のAIモデルも、ネットに繋がずローカル(パソコン単体)でサクサク動きます。
Copilot+ PC(最低ライン) 「 NPU性能:40〜50 TOPS 」のモデル。代表的なチップはSnapdragon X、Intel Lunar Lake、AMD Ryzen AI 300 など。 マイクロソフトが推している次世代の「目玉AI機能」がほぼ全て使える、これからの新基準スタンダードです。
Copilot+ PC(最低ライン) 「 NPU性能:40〜50 TOPS 」のモデル。代表的なチップはSnapdragon X、Intel Lunar Lake、AMD Ryzen AI 300 など。 マイクロソフトが推している次世代の「目玉AI機能」がほぼ全て使える、これからの新基準スタンダードです。
AI PC(NPU搭載だが不足) 「NPU性能:10〜16 」TOPSの第1世代のAI対応モデル。代表的なチップはIntel Meteor Lake、AMD Ryzen 7040・8040 など。 NPUは入っていますが性能が足りないため、Web会議での背景ぼかしやカメラエフェクト等の処理しかできません。
AI PC(NPU搭載だが不足) 「NPU性能:10〜16 」TOPSの第1世代のAI対応モデル。代表的なチップはIntel Meteor Lake、AMD Ryzen 7040・8040 など。 NPUは入っていますが性能が足りないため、Web会議での背景ぼかしやカメラエフェクト等の処理しかできません。
⚠️ 家電量販店の「AI対応」というPOPで一番間違えて買いやすいので要注意です
旧型PC・NPUなし 「NPU性能: なし」数年前のモデル。 代表的なチップは Intel 第7〜10世代、AMD Ryzen 5000以前、デスクトップPC全般。 NPUがないためパソコン単体での高度なAI処理はできません。ただし、通常のWeb版Copilotなど「クラウド(ネット)経由でのAI処理」は今まで通り問題なく使えます。
旧型PC・NPUなし 「NPU性能: なし」数年前のモデル。 代表的なチップは Intel 第7〜10世代、AMD Ryzen 5000以前、デスクトップPC全般。 NPUがないためパソコン単体での高度なAI処理はできません。ただし、通常のWeb版Copilotなど「クラウド(ネット)経由でのAI処理」は今まで通り問題なく使えます。
📝 ローカル処理とクラウド処理 ・ ローカル処理 :自分のPC内だけで完結するAI処理。インターネット接続不要で動き、データが外に出ません。 ・ クラウド処理 :インターネット経由でMicrosoftのサーバーにデータを送り、結果を受け取る方式。接続が必須でデータがサーバーに送られますが、高性能なAIを活用できます。
「Windows 11 AI機能」完全カタログ
各機能の概要と、動作に必要な「ハードウェア要件(NPUの有無)」を一目でわかるようにまとめました。
■ Windows 11 AI機能
こうして一覧にして見ると、 「NPU 40 TOPS」というハードウェア要件がいかに重要か がお分かりいただけるかと思います。
Recall(過去の画面検索)や画像生成といった次世代の目玉機能を、ネット環境を気にせずローカルでサクサク使いたいのであれば「Copilot+ PC」一択です。一方で、「文章の要約やちょっとした翻訳ができれば十分」と割り切るなら、今のPCからクラウド経由で使うだけでもAIの恩恵は十分に受けられます。
■ メモ帳AI と クラウド機能
メモ帳の一部の機能や通常のCopilotチャット、画面を一緒に見てくれる「Copilot Vision」などは、 NPUのない古いパソコンでも今まで通り問題なく使えます。
処理をすべてMicrosoft側の強力なサーバー(クラウド)が肩代わりしてくれるため、パソコン本体のスペックが低くても、インターネットにさえ繋がっていれば最先端のAIの恩恵を受けられるのが最大の強みです。
事項より、これらを詳しく解説していきます。
🛠️ 数秒ごとにパソコンの画面を自動で、撮影や記録をして「あのとき見た画像」「さっき見ていたサイト」などを後から検索できる機能。
たとえば「先週調べた店の名前、なんだっけ?」と思ったとき、キーワードを入れると過去に見た画面をAIが意味を理解して探し出してくれます。 ( ※ 保存された画像はすべて自分のPC内にのみ存在し、クラウドには送られません)
■ 必要スペック 「 Copilot+ PC (NPU 40 TOPS以上、16GB RAM、SSD 256GB以上)」 必須で、さらに追加条件があります。
空きストレージが50GB以上 必要(記録データを保存するため)
空きストレージが50GB以上 必要(記録データを保存するため)
BitLocker (PC全体の暗号化)が有効になっていること
BitLocker (PC全体の暗号化)が有効になっていること
Windows Hello (顔認証・指紋認証)での本人確認が必要
Windows Hello (顔認証・指紋認証)での本人確認が必要
TPM 2.0 、セキュアブートが有効なこと
TPM 2.0 、セキュアブートが有効なこと
📝 BitLocker(ビットロッカー) Windowsに内蔵されているPC全体の暗号化機能。万が一PCを紛失しても、データを読み取られないようにします。Recallはプライバシーに関わるデータを大量に扱うため、この暗号化が必須条件になっています。
📝 Windows Hello(ウィンドウズ ハロー) 顔認証・指紋認証・PINでWindowsにサインインする仕組み。Recallを使うときは「確かに本人が操作しています」という確認に使われます。
② Click to Do(クリックして実行)
🛠️ 画面上のどこでも「Windowsキー + クリック」で起動できる万能AIアシスタント。
テキストにクリック 「翻訳」「要約」「リライト」「検索」が瞬時にできます。
テキストにクリック 「翻訳」「要約」「リライト」「検索」が瞬時にできます。
画像にクリック 「テキストを抽出」「物体を認識」「関連検索」ができます。
画像にクリック 「テキストを抽出」「物体を認識」「関連検索」ができます。
処理はすべてPC内で完結するため、インターネット接続なしで使えます。
■ 必要スペック:Copilot+ PC 必須 (NPU 40 TOPS以上)
③ Cocreator(ペイントの画像生成)
🛠️ Windows標準の「ペイント」アプリに追加されたAI画像生成機能。
テキストで「青い空に浮かぶ城」と入力するだけで、ペイントのキャンバスに即座に画像を生成してくれます。 また、自分が手描きしたラフなスケッチを「こんな感じにして」と指示すると、AIがきれいな画像に仕上げる「Cocreate」機能もあります。 生成処理はPC内で完結します(プロンプトの安全性チェックのみMicrosoftのサーバーに送られる)。
■ 必要スペック:Copilot+ PC 必須 (NPU 40 TOPS以上) また「Microsoftアカウントへのサインイン」「インターネット接続」も必要です(安全性チェック用)。
📝 プロンプト(Prompt) AIへの「指示文」のこと。「青い空に浮かぶ城を描いて」という文章がプロンプトになります。AIはこの指示を読み取り、画像やテキストを生成します。
④ Generative Fill / Paint AI Erase(ペイントの塗りつぶし・消去)
Generative Fill(ジェネラティブ フィル) ペイントで選択した領域をAIで自然に「塗りつぶす」機能。たとえば写真の背景の一部を選択して「芝生にして」と指示すると、周囲に馴染む画像が生成されます。
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Generative Fill(ジェネラティブ フィル) ペイントで選択した領域をAIで自然に「塗りつぶす」機能。たとえば写真の背景の一部を選択して「芝生にして」と指示すると、周囲に馴染む画像が生成されます。
Generative Erase(ジェネラティブ イレース) 画像から不要なものを選択して消すと、AIが背景を補完して自然に消去してくれる機能。風景写真に写り込んだ人物を消したいときなどに使えます。
Generative Erase(ジェネラティブ イレース) 画像から不要なものを選択して消すと、AIが背景を補完して自然に消去してくれる機能。風景写真に写り込んだ人物を消したいときなどに使えます。
■ 必要スペック ・「 Generative Fill 」Copilot+ PC 必須 ・「 Generative Erase 」Copilot+ PC 不要
⑤ Restyle Image / Image Creator(フォトの画像生成・スタイル変換)
Restyle Image(リスタイル イメージ) Windows標準の「フォト」アプリで、自分の写真を別のアートスタイルに変換する機能。「油絵風に」「アニメ風に」「水彩画風に」などと指定すると、AIが写真を別スタイルで描き直してくれます。
Restyle Image(リスタイル イメージ) Windows標準の「フォト」アプリで、自分の写真を別のアートスタイルに変換する機能。「油絵風に」「アニメ風に」「水彩画風に」などと指定すると、AIが写真を別スタイルで描き直してくれます。
Image Creator in Photos(イメージ クリエイター) テキストを入力するだけで新しい画像を生成できる機能。フォトアプリ内から使えます。
Image Creator in Photos(イメージ クリエイター) テキストを入力するだけで新しい画像を生成できる機能。フォトアプリ内から使えます。
■ 必要スペック:Copilot+ PC 必須 (NPU 40 TOPS以上)
⚠️ Restyle Image・Image Creator の両方とも、 Microsoftアカウント(または法人向けEntra IDアカウント)へのサインインとインターネット接続が必須です 。 なお画像の生成処理自体はPC内で行われますが、AIの悪用を防ぐための安全性チェックのみMicrosoftのサーバーに送られます。 ※ 韓国では現地規制への対応のため一時停止中(Microsoft公式より)。その他一部地域でも利用できない場合があります。
⑥ Super Resolution(フォトの画像超解像)
🛠️ 低解像度の画像をAIで高解像度に引き伸ばす機能
古い写真や小さい画像を最大8倍まで鮮明に拡大できます。また、ピンぼけ写真や昔のスキャン画像の修復にも役立ちます。(処理はすべてPC内で完結)
必要スペック:Copilot+ PC 必須 (NPU 40 TOPS以上)
⑦ Auto SR(ゲームの自動超解像)
🛠️ ゲームをプレイ中に、AIが自動でグラフィックスをきれいに拡大 / 補完する機能。
たとえば「1080pの設定で動かして、4K相当の見た目にする」ということがNPUの力でできます。ゲームの設定を変えなくても自動で適用されます。 NVIDIAのDLSSやAMDのFSRに似たような技術ですが、Windowsに標準搭載されている点が特徴です。
■ 必要スペック:Copilot+ PC 必須 (NPU 40 TOPS以上) ※ さらに、以下の制限あります
現状は「Snapdragon X系のPCが中心」で、Intel/AMDは対応ゲームが限定的
現状は「Snapdragon X系のPCが中心」で、Intel/AMDは対応ゲームが限定的
1080p以上の解像度での動作に限定
1080p以上の解像度での動作に限定
DirectX 11/12のゲームのみ(DirectX 9、Vulkan、OpenGLには非対応)
DirectX 11/12のゲームのみ(DirectX 9、Vulkan、OpenGLには非対応)
📝 DirectX(ダイレクトエックス) ゲームや動画がグラフィックスカードを高速に使うための規格です。
⑧ Live Captions with Translation(ライブキャプション+翻訳)
Live Captions(ライブ キャプション) PC上で流れる音声(動画、会議、通話など)をリアルタイムで字幕表示する機能。聴覚に不安がある人や、外国語の動画を見るときに特に便利かと思います。 ( ※ 字幕表示の基本機能自体はNPU不要で全機種で使えます )
Live Captions(ライブ キャプション) PC上で流れる音声(動画、会議、通話など)をリアルタイムで字幕表示する機能。聴覚に不安がある人や、外国語の動画を見るときに特に便利かと思います。 ( ※ 字幕表示の基本機能自体はNPU不要で全機種で使えます )
Live Captionsのリアルタイム翻訳 上記のLive Captionsに「翻訳機能」を追加したもの。英語の音声を聞きながら、日本語の字幕をリアルタイムで表示させたりできます(44言語に対応)。 インターネット接続なしで動作するため、機内モードでも使えます。
Live Captionsのリアルタイム翻訳 上記のLive Captionsに「翻訳機能」を追加したもの。英語の音声を聞きながら、日本語の字幕をリアルタイムで表示させたりできます(44言語に対応)。 インターネット接続なしで動作するため、機内モードでも使えます。
■ 必要スペック ・「 字幕表示のみ 」NPU不要(Windows 11の全機種で使える) ・「 リアルタイム翻訳 」Copilot+ PC 必須(NPU 40 TOPS以上)
⚠️ 翻訳の方向は現状「各言語 → 英語への翻訳」が中心(Intel/AMD版)。Snapdragon版は簡体字中国語へも対応。
⑨ Windows Studio Effects(ビデオ通話のAIエフェクト)
🛠️ ビデオ通話やカメラ使用時に適用できるAIエフェクト集。
ZoomやTeams、Google Meetなどのどのアプリでも使える点が特徴です。
背景ぼかし 後ろの景色をぼかしてプライバシーを守
背景ぼかし 後ろの景色をぼかしてプライバシーを守
アイコンタクト補正 カメラを見ていなくても相手の目を見ているように自然に調整
アイコンタクト補正 カメラを見ていなくても相手の目を見ているように自然に調整
自動フレーミング 動き回っても常に自分を画面中央に捉え続け
自動フレーミング 動き回っても常に自分を画面中央に捉え続け
Portrait Light(ポートレートライト) 顔に当たる光をAIで自然に補正
Portrait Light(ポートレートライト) 顔に当たる光をAIで自然に補正
ノイズ除去 周囲の雑音をリアルタイムでカット
ノイズ除去 周囲の雑音をリアルタイムでカット
■ 必要スペック ・「 基本機能(背景ぼかし / アイコンタクト など) 」NPU 10 TOPS程度でも動作(通常のAI PCでも一部使える) ・「 高度機能(Portrait Light / 自動フレーミングなど) 」Copilot+ PC 必須
⑩ 改良版Windows Search(AI意味検索)
🛠️ Windowsのファイル検索やタスクバー検索が「意味を理解して」検索できるようになる機能 。
従来は『完全に一致するファイル名』でないと見つけられれませんでしたが「先月送ったプレゼン資料」「猫が写っている写真」「売上グラフのスプレッドシート」などのあいまいな説明でも、AIが意味を解釈してピッタリのファイルを探し出してくれルようになります(処理はPC内で完結)
■ 必要スペック:Copilot+ PC 必須 (NPU 40 TOPS以上)
📝 対応言語は「英語」「日本語」「フランス語」「ドイツ語」「中国語」「スペイン語」となります(2026年時点)
⑪ 設定アプリのAIエージェント(Muモデル)
🛠️ Windows 11の「設定」アプリに自然言語で話しかけると、設定を自動でこなしてくれる機能。
たとえば「夜になったら自動で暗くして」と入力すると、ナイトライトの設定を勝手に開いてオンにしてくれます。複数の設定をまとめて変更するような作業も、日本語で指示するだけでできます。
この機能を動かしているのが「Mu(ミュー)」という超小型のAIモデル(330百万パラメータ)です。NPUの上で秒間100トークン以上の速度で動作します。
■ 必要スペック:Copilot+ PC 必須 (NPU 40 TOPS以上)
📝 パラメータ(Parameter) AIモデルの「賢さ・複雑さ」を示す指標の一つ。一般的に数値が大きいほど賢いが、その分動作に必要な処理能力も高くなります。ChatGPTなどは数千億パラメータと言われてますが、Windowsに内蔵されるAIモデルは数億〜十数億パラメータに絞り込まれており、PCで動作できるよう軽量化されています。
⑫ メモ帳のAI機能(Rewrite / Summarize)
🛠️ Windowsの「メモ帳」アプリに追加されたAI機能。
Rewrite(リライト) 書いた文章をAIが別の表現やトーンに書きかえます
Rewrite(リライト) 書いた文章をAIが別の表現やトーンに書きかえます
Summarize(サマライズ) 長い文章をAIが要約してくれます
Summarize(サマライズ) 長い文章をAIが要約してくれます
Elaborate(エラボレイト) 箇条書きや短いメモをAIが文章として膨らませてくれます
Elaborate(エラボレイト) 箇条書きや短いメモをAIが文章として膨らませてくれます
■ 必要スペック ・「 ローカル版(完全オフライン) 」Copilot+ PC 必須(NPU 40 TOPS以上。英語のみ) ・「 クラウド版(高品質) 」NPU不要(Microsoftアカウント+Microsoft 365サブスクリプション必要。ただし有料)
🌐 クラウド機能(NPU不要・全機種で使えるもの)
以下の機能はNPUがなくても使えます。ただし インターネット接続とMicrosoftアカウントが必要 です。
Copilot(チャット型AI) WindowsのタスクバーやSidebarから呼び出せる、ChatGPT風の「会話AIアシスタント」です。文章の作成 / 要約 / 翻訳 / アイデア出し などができます。
Copilot(チャット型AI) WindowsのタスクバーやSidebarから呼び出せる、ChatGPT風の「会話AIアシスタント」です。文章の作成 / 要約 / 翻訳 / アイデア出し などができます。
Copilot Vision(コパイロット ビジョン) 今見ているWebページや画面をCopilotと『一緒に見ながら』質問できる機能です。例えば「このサイトの内容を要約して」「この画像に何が写っている?」などの質問に答えてくれます。
Copilot Vision(コパイロット ビジョン) 今見ているWebページや画面をCopilotと『一緒に見ながら』質問できる機能です。例えば「このサイトの内容を要約して」「この画像に何が写っている?」などの質問に答えてくれます。
📝 処理はMicrosoftのサーバーで行われるため、PCのスペックに関係なく動作します。
2026年の新技術『Aionモデル』とは
Microsoftは2026年6月の「Build 2026」にて、次世代のローカルAI『 Aion(アイオン)モデル 』を発表しました。
「 Aion 1.0 Instruct 」と「 Aion 1.0 Plan 」の2つについて、その特徴を簡潔に解説します。
Aion 1.0 Instruct
Microsoftが開発した『 WindowsとEdgeに内蔵される新世代の小型AIモデル 』のことです。
特筆すべきは「 NPUがなくてもCPUやGPUで動作する 」という点です。 これにより、Copilot+ PC以外のPCでも、PC内でAIが動くようになる転換点となります( Hugging Faceで2026年7月からモデルを無料公開予定)。
📝 Hugging Face(ハギング・フェイス) 世界最大のAIモデル共有プラットフォームです。世界中のAI研究者や企業(Google、Meta、そして今回のMicrosoftなど)が、自分たちで開発したAIモデルや学習用のデータセットをここにアップロードし、オープンソースとして無料で公開 / 共有しています。
140億パラメータを持つ、 Windowsに内蔵される本格的なAI推論モデル のことです。
「ファイルを整理して」「複数のタスクを順番にこなして」といった複雑な指示を理解し、複数のアプリをまたいで自律的に作業を進める「AIエージェント」として機能します。
動作するPCのスペック要件はMicrosoftがまだ公開していませんが、、高性能なPCが必要とみられます。
📝 SLM(エスエルエム / Small Language Model) 「小型言語モデル」のこと。ChatGPTのような大型AIモデルをギュッと縮小して、インターネットなしでPC上で動かせるようにしたものです。処理が速く、プライバシーが守られる反面、大型モデルより回答の質が落ちることもあります。
📝 AIエージェント(AI Agent) 『複数の作業を自律的にこなすAI』のことです。単純な質問回答AIと違い「調べて、まとめて、ファイルを保存して、メールで送る」といった一連の作業を人間の代わりに自動でこなします。今後のWindowsが目指す方向性です。
「 Copilot 」の付く名称が多くややこしいので、一旦、用語を整理したいと思います。
こちら、 NPU不要で使える 「クラウド / CPUベースのAI機能」の一覧です。
上記、Windows11であれば、ほぼ動作します。 ただ最後の「 Video Super Resolution 」については、CPUに対応拡張されましたが『 対応する動画アプリ・コーデックの条件あり』 なので、すべての動画再生で自動的に効くわけではありません。
Copilot NPU不要のクラウドAI全般の総称
Copilot NPU不要のクラウドAI全般の総称
Copilot+ PC experiences NPU 40 TOPS以上が必要なローカルAI機能の総称
Copilot+ PC experiences NPU 40 TOPS以上が必要なローカルAI機能の総称
Windows AI 両方を包括したふわっとした総称
Windows AI 両方を包括したふわっとした総称
という使い分けが一番近いと思います。
📝 Copilot+ PC(コパイロットプラス ピーシー) MicrosoftがAI機能を強化したPCにつける認定ブランド。一定以上のAI性能(NPU 40 TOPS以上、メモリ16GB以上など)を満たしたPCだけが名乗れます。AIによる画像生成やリアルタイム字幕などの先進機能が使えます。
そのパソコンはAI機能はどこまで使えるのか
マーケティング用語としての「AI PC」と、実際に高度な機能が動く『 Copilot+ PC 』の間には、明確なスペックの壁(40 TOPSの壁)が存在します。
注意点として「AI PC」と「Copilot+ PC」は全くの別物です。
⚠️ 家電量販店のPOPで「AI PC」「AI搭載」と書いてあっても、それがCopilot+ PC(NPU 40 TOPS以上)であるとは限りません。
よくある罠の例としては「Intel Meteor Lake世代 (Core Ultra 100シリーズ / 2023〜2024年販売)」です。 「AI PC」として販売されましたが、NPUは11〜13 TOPSにとどまるため、RecallもClick to DoもCocreatorも一切使えません 。
💡 購入時の最終チェック 必ず『Copilot+ PCのバッジ(ラベル)』がついているかを確認してください。ついていない場合、AI機能はほぼ使えないと思っておいた方が無難です。
「Copilot+ PC」を買うならどのチップがおすすめか
Snapdragon スマホの技術を応用した最新チップです(代表例:Snapdragon X2 Elite)。とにかく省電力でバッテリーが良いです。ただし、従来のPCと設計(ARM)が違うため「一部の古いソフト」や「重いゲーム」が動かない場合があります。
Snapdragon スマホの技術を応用した最新チップです(代表例:Snapdragon X2 Elite)。とにかく省電力でバッテリーが良いです。ただし、従来のPCと設計(ARM)が違うため「一部の古いソフト」や「重いゲーム」が動かない場合があります。
📝 例えばゲーム開発(Unityなど)でも、簡単な2Dや3Dならサクサクですが、複雑な処理になるとエラーが出やすくなります。
Intel / AMD 長年Windows PCを支えてきた定番チップです。(代表例:Core Ultra シリーズ、Ryzen AI シリーズ)。これまで使っていたソフトやゲームが「そのまま確実」に動きます。 相性を気にするストレスがありません。
Intel / AMD 長年Windows PCを支えてきた定番チップです。(代表例:Core Ultra シリーズ、Ryzen AI シリーズ)。これまで使っていたソフトやゲームが「そのまま確実」に動きます。 相性を気にするストレスがありません。
📝 パソコンで色んなゲームを遊びたい!専門的なソフト(動画編集・3D制作など)をガッツリ安心して使いたい人に向いてます。
バッテリーや軽量性を最優先するならSnapdragon、動画編集や高負荷な作業が多いならIntel/AMD という基準で整理するとわかりやすいです。
なお、価格差ですが、 同一価格帯のCopilot+ PCで比較すると、製品差別化のため「 Intel > AMD > Qualcomm(Snapdragon)」の順で価格が高い 傾向があります。つまり同じ予算ならSnapdragonが一番スペックが高い、あるいは同じスペックならSnapdragonが一番安いという傾向があります。
📝 x86(エックスはちろく)互換 Intelが1970年代に作ったCPUの設計方式。現在のWindowsソフトのほとんどがこの形式で作られています。Qualcommの「Snapdragon」はこれとは異なる「ARM方式」のため、古いソフトが動かない場合があります。 (※ ただし最新のSnapdragon世代では互換性が大幅に改善されています)
■ ノートPCのチップは交換できない
「 チップを後から取り替えたい 」と思った場合、デスクトップPCは(同じソケット規格内で)可能ですが、 ノートPCはマザーボードに直接はんだ付けされている為ほぼ不可能 です。
これがノートPCの購入前にチップの種類(Snapdragon / Intel / AMD)をしっかり検討すべき理由です。メモリ(RAM)も同様で、最近のノートPCのほとんどはSoCにメモリが統合されており増設不可です。購入時のスペック選択が長期間に影響します。
📝 ノートPCのメモリには スロット式(SO-DIMM) と オンボード(はんだ付け) の2種類があります。スロット式なら増設・交換できる場合がありますが、Copilot+ PCを含む最近の薄型ノートPCのほとんどはオンボード式で購入後の変更は不可能です。購入時に必要な容量を選ぶことが重要です。
バッテリー持ちは『 チップ選びが9割 』と言われます。 ただし2026年時点では、以前ほど「Snapdragonが圧倒的」とは言い切れなくなってきました。チップ別の実態はこうです。
■ 2026年 最新チップ(プロセッサ)バッテリー比較
しかし、ここで見落とされがちな重要な違いがあります。 IntelやAMDはバッテリー駆動に切り替えた瞬間、パフォーマンスが約50%低下します。 一方Snapdragonは、充電中でもバッテリー駆動中でもほぼ同じ速さで動き続けます。 カフェなどで電源なしでも作業スピードが落ちないという点は、Snapdragonならではの強み です。
📝 パフォーマンス低下(バッテリー駆動時) IntelやAMDのノートPCは、バッテリー駆動に切り替えると熱や消費電力を抑えるため処理速度を自動的に落とします。これを「電源プロファイルによるスロットリング」といいます。Snapdragonはこの落ち幅が非常に小さく、充電しながらでも電池でも体感がほぼ変わりません。
⚠️ Snapdragonは「互換性」を事前確認 Snapdragonは省電力かつバッテリー駆動時の安定性に優れますが、ARM設計のため一部の古いWindowsソフトやゲームが動かない場合があります。普段使いのソフト(特に業務用・専門ソフト)が対応しているか、購入前に確認することを強くおすすめします。
■ バッテリー選びの3つのポイント
バッテリー容量(Wh)は70Wh以上を目安に 同じチップでも容量が小さいと持ち時間が大幅に短くなります。スペック表の「バッテリー容量」欄を必ず確認しましょう。
バッテリー容量(Wh)は70Wh以上を目安に 同じチップでも容量が小さいと持ち時間が大幅に短くなります。スペック表の「バッテリー容量」欄を必ず確認しましょう。
📝 Wh(ワットアワー) バッテリーの容量を表す単位。数字が大きいほど長持ちする。70Wh以上が長時間駆動モデルの目安。なお「Panther Lakeで27時間」という数字は99Wh(航空機への持ち込みが許可される最大容量)を搭載した特別な構成の値であり、標準的なモデルとは条件が異なります。
ディスプレイは13〜14インチ・FHD(1080p)が最もバッテリーに優しい 画面が大きく解像度が高いほどバッテリーを消費します。持ち歩き重視なら大画面 / 高解像度モデルは避けた方が無難です。
ディスプレイは13〜14インチ・FHD(1080p)が最もバッテリーに優しい 画面が大きく解像度が高いほどバッテリーを消費します。持ち歩き重視なら大画面 / 高解像度モデルは避けた方が無難です。
NPU搭載自体がバッテリーに有利 NPUはCPUやGPUと比べて消費電力を抑えながらAI処理をこなせます。逆に言うと、NPUなしのPCでAI処理をCPUで代替すると、バッテリーの減りが速くなります。
NPU搭載自体がバッテリーに有利 NPUはCPUやGPUと比べて消費電力を抑えながらAI処理をこなせます。逆に言うと、NPUなしのPCでAI処理をCPUで代替すると、バッテリーの減りが速くなります。
「3D制作 / ゲーム開発」と『ARM64環境』の相性
これまでの内容だと Snapdragon がベタ褒め状態ですが、3D制作 / ゲーム開発 との相性が悪いのが現状です。
理由として、 Snapdragonは設計がスマートフォンの流れを汲むARM方式 です。 従来のWindowsゲームや開発ツールの多くがIntel/AMD向けに作られている ため、変換 / 翻訳を挟む必要があります。これが様々な問題を引き起こします。
■ 「3D制作 / ゲーム開発」とSnapdragon の問題点
結論として、 「3D制作 / ゲーム開発」にSnapdragon はリスク があります(2026年6月時点)。第2世代で大きく改善はされましたが、メイン機として安心して使える水準にはまだ達していません。
📝 IntelやAMDは何十年もかけてWindowsのグラフィックスドライバーを磨き込んできましたが、SnapdragonのAdrenoドライバーはまだ経験が浅く、「テクスチャの乱れ」「フレームレートの不安定さ」「アプリのクラッシュ」などが起きやすい状態です。また、ドライバーの更新頻度もIntel/AMDより遅いのが現状です。
よって、 Intel製にすべき かと思います。 バッテリー持ちも、Lunar Lakeから大幅に改善され、さらに最新の『 Intel Core Ultra Series 3(Panther Lake) 』では、NPU 50 TOPSによるAI性能を確保しつつ、グラフィックス性能も大幅に強化されました。統合グラフィックスでもCyberpunk 2077が1080p / 60fps以上で動作するという報告もあり、3D制作やゲーム開発においても心強い選択肢となっています。