Windows 7の最新環境、今作ってみたら大変だった!Windows Update 11回に、再起動多数……
发布时间:2026-10-09 | 浏览:1
見たこともないブルースクリーンも意外なタイミングで……
2019年12月11日 06:40
先日、筆者愛用のPC「VAIO P」を Windows 7からWindows 10にアップグレードする記事 を書かせていただいた。Windows 7のサポート終了日は2020年1月14日に迫っているので、まだお使いの方はWindows 10へのアップグレードをお忘れなく。
今回はアップグレードに関する記事の番外編として、Windows 7の環境を保存する話をしていきたい。日常的に使うのはNGだが、中には検証用などのためにWindows 7環境をあえて残したいという人もいるだろう。
しかし2020年1月14日以降は、インターネットに接続するだけでセキュリティのリスクが高い状態になると考えるべきで、そうなるとWindows Updateも安易に実行できなくなる。今のうちにWindows 7の最終版の環境を整えておくのがいい。
というわけで、筆者の「VAIO P」に改めてWindows 7環境を整えてみたいと思う。なかなかの苦労があったのは想像通りだが、マイクロソフトによる意外な仕掛けも発見できたので、合わせてご紹介したい。
なお、こうしたアップデートの過程はPCのモデルや設定、あるいは環境によって変わってくると思われる。あくまでも、「今回はこうだった」という情報として参考にしていただければ幸いだ。
リカバリしてWindows 7(無印)にSP1を導入すると……
まずは「VAIO P」のリカバリから。実は購入してから一度もリカバリしたことがなく、9年前のリカバリ領域が生きているかどうかすら不安だった。マニュアルを読むと、「電源が切れている状態でASSISTボタンを押す」とあるので押してみると、無事にリカバリメニューが表示された。待つことおよそ1時間半、無事に「VAIO P」が工場出荷状態へと戻った。
9年前はまだWindows 7 Service Pack 1(SP1)が提供されておらず、いわゆる無印のWindows 7になった。何はともあれ、まずはWindows Updateから。経験上、かなりの数のアップデートファイルが適用され、何度も再起動を繰り返すだろう、とは思っていた。
実際にWindows Updateを動かしてみると、SP1を含む数個のアップデートが表示された。インストール作業は15分ほどで終了し、再起動。すると見慣れない「ブルースクリーン」(というべきかどうかは微妙だが、少なくとも画面は青背景だ)が表示され、「Windows 10にアップグレードをおすすめする」との文字が。まさかSP1を入れようとしている人に向けてこんなものを仕込んでいるとは思わず、いいものを見た気分だ(もっとも、今回はWindows 10にはしないのだが)。
気を取り直して再びWindows Updateをかけると、今度こそSP1が適用された。SP1適用後は、Windows Update自体のアップデートが指示され、その事前準備として.NET Frameworkのアップデートがかかる。
当初はアップデートを速やかに終わらせるため、SP1以降のアップデートをまとめた ロールアップパッケージの使用 も考えていた。しかし保存する環境であれば、下手に手を入れて後々の問題を引き起こす可能性を生むよりは、少々時間をかけてでもWindows Updateに任せた方が間違いがないと判断した。
もし少しでも時短したいのであれば、本機のようにSP1未適用の環境では、SP1くらいは先に ダウンロード しておいてもいいだろう。予めUSBメモリなどに保存しておき、リカバリ直後に実行するといい。
繰り返しの再起動やエラー表示も、最終的には無事終了
ここからの作業は、Windows Updateが指示するままに進めていくことにした。更新プログラムを確認したら、適用するアップデートを選ぶことなく「更新プログラムをインストール」をクリックし、再起動の指示どおりに再起動。
再びWindows Updateを起動して更新プログラムを確認する。もし自動で選択される更新プログラムがなくなったら、オプションを含めて全ての更新プログラムをチェックして更新を進める。
作業は予想通り、何度も再起動の指示があり、途中はエラーが表示される場面もあった。1ステップごとに画像を保存してみたので一通りご覧いただこう。
SP1適用後、1度目のWindows Updateでは、いきなり189個のアップデートが見つかった。容量は1GB超と巨大だ。アップデートにかかった時間はおよそ6時間。「VAIO P」のマシンパワーが低すぎる(Atom搭載機)のも大いに影響していると思われる。
アップデート作業が終わった時点で、153個が成功、34個もの失敗があると表示された。前途多難を感じさせる。
再起動後、2度目のWindows Update。先ほど34個の失敗があったにも関わらず、重要な更新プログラムは28個と表示された。理由は不明だが、この時点で特にエラーが出たわけではないので、気にせず作業を進める。
ちなみに重要な更新プログラムのうち、1つだけ自動で選択されていないのは、.NET Framework関連のもの。もしかすると先に適用してやった方がスムーズに進むのかもしれないが、当初の取り決め通り、あえて触れずにそのままアップデートしていく。
今度は24個が成功し、3個は失敗となった。赤いエラー表示が出ると不安を煽られる。しかしアップデートに要した時間は30分程度とずいぶん短くなった。
再起動して3度目のWindows Updateでは、重要な更新プログラムが9個にまで減った。実行すると、6個成功、2個失敗。まだ失敗が残るものの、着実に数が減っていく。かかった時間も5分程度だ。
再起動して4度目。重要な更新プログラムは5個となった。アップデートを実行すると、4個成功。ついに失敗がなく、正常にインストールが完了した。
再起動して5度目のWindows Updateを実行すると、まだ3個の重要な更新プログラムがあるという。アップデートを実行すると、無事2個のアップデートが終了。しかも今度は再起動の指示が出なかった。
これで自動適用されアップデートは終わりかな? と思いつつ6度目のWindows Updateを実行すると、また1個の重要な更新プログラムが発見された。素直にアップデートすると、今度もノーエラーで再起動なし。
7度目のWindows Updateを実行したところ、ついに自動選択される更新プログラムがなくなった。ここで残った重要更新プログラムとオプション更新プログラムを全て手動で選択し、アップデートを実行。全て正常にインストールが完了し、再起動が指示された。
再起動後、8度目のWindows Updateを実行すると、重要な更新プログラムが13個に増えた。例の.NET Framework関連のアップデートを適用したためだろうか。早速アップデートを実行しようとすると、「ほかのプログラムをインストール中」と言われてエラーが出てしまった。
数分してから再実行せよ、という指示なのでしばらく放置しておくと、なぜか勝手に再起動していた。Windowsにログインすると、今度は画面にWindows 7のサポートが終了する旨と、Windows 10への移行を促す大きなウインドウが表示された。SP1適用前と合わせて2度目のおすすめである。
ここで「詳細を見る」ボタンを押してみると、IEが開いてWindows 10の情報が表示される……かと思いきや、「このページは表示できません」の文字。この時点でインストールされているIEは、標準でTLSが無効になっているのが原因のようで、オプションでTLSを有効にすると無事に表示された。
気を取り直して、改めて8度目のWindows Updateを実行。勝手に再起動したときに何かが適用されたのか、重要な更新プログラムは10個に減っていた。アップデートをかけると、まさかの3個成功、6個失敗という結果に。再びエラーを見せられるとは思わなかった。再起動を促される。
再起動して9度目のWindows Update。重要な更新プログラムが7個で、うち6個のアップデートを適用。今度は6個ともエラーなくインストールされ、再起動の指示が出る。
ついに10度目となったWindows Updateは、再び自動選択される更新プログラムがなくなった。1個の重要な更新プログラムと、2個のオプション更新プログラムを適用する。3個とも問題なくインストールが完了し、再起動。
そして11度目のWindows Updateは、ついに「Windowsは最新の状態です」という表示になった。これで現時点での更新プログラムは全て適用されたことになる。適用される更新プログラムはPCの構成によっても変化すると思われるが、筆者の「VAIO P」ではSP1適用後のWindows Updateは10回の試行が必要になった。
時間的には最初のアップデートに約6時間かかっているが、それ以後は長くて十数分程度。他の作業の片手間でやっていたのもあり、作業は丸1日近くかかってはいるが、Windows Update自体はほぼ自動で進むため、ほとんど手間はかけていない。そして何より、最終的に何らかのエラーを吐くこともなく、無事にアップデートが完了したようで一安心だ。
バックアップとシステム修復ディスクの作成 古めのPCは様々なトラブルに対する早めの準備を
Windows Updateが終わったら、他の整理整頓も。独自ソフトのアップデートをかけたり、各々の環境に必須となるソフトを入れたり、不要なプリインストールソフトを消したりして、なるべく不便のない形にしておきたい。
保存環境が整ったら、バックアップを取る。Windows 7には標準でドライブ全体のバックアップを取る「システムイメージの作成」という機能があるので、これを使ってみることにする。コントロールパネルから、「バックアップと復元」を選び、左のメニューから「システムイメージの作成」をクリックする。
続いてバックアップする場所を指定する。指定できるのは、ハードディスク、またはDVD-Rなどの書き込みDVDメディア。「VAIO P」はSSD1基のみの構成で、同一ドライブの空き容量にはバックアップが取れないため、USB接続の外付けHDDを用意してバックアップを取った。
なお筆者の「VAIO P」ではバックアップ先の容量が34GB必要とされており、DVDだと8枚分程度となるため、やや作業が煩雑になりそうだ。HDDであればバックアップの作業は自動で進められるので、ほとんど手をかけないで済む。
バックアップ作業が終わると、システム修復ディスクの作成を促される。いわゆる起動ディスクで、バックアップしたシステムイメージを復旧するために使う。
今時なら適当なUSBメモリを起動ドライブにしたいところだが、残念ながらCD/DVDドライブしか指定できない。起動ディスクにはごくわずかな書き込みしかなされないため、CD-R1枚で十分足りる。
保存したバックアップデータから復旧するには、作成した修復ディスクから起動し、外付けHDDからデータを書き戻すことになる。「VAIO P」には光学ドライブがないので、光学ドライブと外付けHDDの2つをUSB接続する必要があり、なかなか手間がかかる。不便だと思うなら、市販のバックアップソフトで対応するといいだろう。
最後に繰り返しになるが、Windows 7は2020年1月14日でサポートが終了となる。何らかの理由でWindows 7の環境を残したい人は、それまでにはWindows 7 最終版と呼ぶべき環境を整備しておく方がいい。
筆者の「VAIO P」では問題はなかったが、別のPCでは何が起こるかわからない。古めのPCになると、ハードウェアの故障や不具合、リカバリメディアの消失・紛失など、様々なトラブルも予想される。直前になって慌てないよう、なるべく早く準備を進めておくことをおすすめしたい。
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